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フィルム現像に必要な道具

様々なフィルム現像の道具が
各メーカーから販売されています。

撮影したフィルムを写真にする第一歩として、
一番初めに接するのが
これらフィルム現像の道具である。

どんな道具が必要なのか、
また、何故必要なのか、
一つずつ解説していきます。

 

現像リール

 

フィルムを現像する際、
フィルムにまんべんなく薬品が行き渡るようにしなければならない。
リールにフィルムを巻くことによって、フィルム同士が重なるのを防ぐ。

いろいろな種類が発売されているので、自分に合ったモノを選んで頂きたい。
当教室で勧めているのは両軸ステンレス製リール。

 

現像タンク

 

定着が終わるまでフィルムは全暗で扱う。
現像時、薬品は出入りするが全暗を保ってくれる機材が、この現像タンク。

教室で使っているのはステンレス製。
長く使っていると歪みがでて、閉めにくくなったり開けにくくなったりするので、フタと器に番号を書いておくと開け閉めが楽で良い。

 

ダークバック(暗袋)

 

全暗でなければならないフィルムをリールに巻く作業の時に使う。

カメラのトラブルなどにも
あれば何かと便利。

 

フィルムピッカー(フィルムベロ出し器)

 

巻き込んだフィルムの端を
引き出す為の道具。

あらかじめカメラをベロが残るように
セットしている場合は特に必要ない。

 

 

温度計

 

液温を管理する為の大事な道具。

薬品の準備をするときの
水温管理にも必需品。

 

 

現像剤

 

粉末と液体の両方があり、
好みにより使い分けると良い。

すぐに使える液剤に比べ、
粉末剤は安定させるために使用一日前に作るのが原則。
この辺りにも粉末の厳かなさが感じられる。
溶かすときの水温にも注意。

 

定着剤

 

現像剤と同じく液剤と粉末剤がある。

現像剤ほど扱いや保存は難しくない。

 

 

停止液

 

現像を止める役割として停止液と呼ばれている。

それと同時に繰り返し使う定着液の疲労を防ぐ役割もある。

 

 

 

ドライウェル(水切り剤)

 

フィルムを乾燥する際、
水滴アトや乾燥ムラを防ぐ防止剤。

人間の髪を洗うときのリンスのようなものである。

 

 

 

計量カップ

 

各薬品を解いたり、
計量する時の必需品。

 

 

 

貯蔵ビン

 

作った液を保存する為のビン。

現像液などは空気に触れると早く疲労するので
蛇腹式の貯蔵ビンで口いっぱいの状態で
保存すると良い。

 

撹拌棒

 

処理液を作る際、
撹拌に便利な形状をしている棒。

各液によって使い分けをしたい。

 

 

 

ロート

 

処理液を作った際、使用後など
貯蔵ビンに戻すときにあると便利。

 

 

 

 

キッチンタイマー

 

各液の処理時間を管理する為に必需品。
腕時計などのストップウォッチ
でももちろん良い。

 

 

 

ハサミ

 

フィルムの端をまっすぐに切るときに必要。

 

 

 

フィルムワイパー

 

フィルム乾燥の際にフィルムの乾燥ムラを防ぐため水滴の除去に使用する。

これを使うとフィルムに傷が付くと嫌う方もいる。

 

 

フィルムクリップ

 

フィルムの乾燥の時に必要。

ピンと真っ直ぐ乾くように片方におもりが付いている。

 

 

フィルムケース

 

撮影したフィルムを保存するためのケース。

お好みによりケースの形状も選ぶと良い。